5月5日は子供の日。お子さんの成長を願う大切な日ですね。
男の子がいるご家庭では、多くの方が鯉のぼりを飾りますよね。でも、鯉のぼりっていつ出していつしまえばいいのか悩みますよね。
そこで、今回は鯉のぼりを2022年いつ出していつしまうのか?年齢は何歳まで飾るべき?についてご紹介します。
鯉のぼりはいつ出すのが良いの?
鯉のぼりはいつ出すのが良いのかというと、一般的に3月の春分の日以降になります。
理由は、桃の節句が終わり、次の季節の区切りが春分の日からになるからです。家庭や地域によっても異なりますが、多くの場合が春分の日以降の縁起の良い日を選んで出すという意見でした。
2022年の春分の日が3月21日ですので、それ以降で大安の日はこちらになります。
・3月24日 ・3月30日
・4月3日 ・4月9日 ・4月15日 ・4月21日 ・4月27日
多くの方は4月に入って、縁起の良い日や天気の良い日を選んでいます。
2022年の鯉のぼりをいつ出したら良いか、タイミングのポイントをまとめました。
・縁起のいい日を選ぶ
・天気の良い晴れた日に飾る
・遅くても4月中旬ごろまでに出す
春の天気は変わりやすいので、天気の良い日を見つけたら出してしまいましょう。せっかく飾るのなら長く楽しみたいですよね。ですから、4月中頃までには出しておくのがオススメですよ。
鯉のぼりはいつしまうの?
地域によっては旧暦を意識して、6月まで飾っているところもありますが、一般的には5月5日のこどもの日が終われば鯉のぼりはしまいます。
なぜかというと、6月が近づくと梅雨の時期に差し掛かるので、湿度が上がり鯉のぼりが痛みやすくなるからです。また、鯉のぼりのお手入れで洗濯をする際も、晴れ間が多い梅雨前に終えておきたいですよね。
鯉のぼりをしまう時のポイント
鯉のぼりをしまう時の注意点として、飾る時と同様、晴れていて空気が乾燥している日を選びましょう。
では、具体的にしまい方について詳しく説明していきます。
外に飾ってあった鯉のぼりは、ホコリや汚れがついているので、キレイにしてから片付けます。
基本的には洗濯機ではなく手で汚れを落としていきます。理由としては、鯉のぼりには金箔がついていたり、口の部分にワイヤーが入っていたりと特殊なものなので、洗濯機で洗うことは難しいからです。
まず濡れた雑巾で拭き、なるべく洗剤は使わないようにします。それでも落ちないひどい汚れには、食器用の中性洗剤を使って落としていきます。その時も優しく、もみ洗いするようにしましょう。
出典 徳永こいのぼりHP
洗った後は、洗剤を水で綺麗にすすいでから干します。すすぐ時はシワを防ぐため、絞らないでタオルなどで水気をしっかり拭いてから干してください。しっかり乾かしたいので、天気の良い乾燥している日を選ぶことがポイントです。
こうすることによって1年後、2年後と綺麗な状態でまた鯉のぼりを飾れますよ。素材によっては丸洗いできるものもありますので、取扱説明書を参考にしてください。お子さんももう少し飾っておきたいなと思うかもしれませんが、気候の良い5月中に片付けておくことをオススメします。
年齢はいつまで飾るべき?
鯉のぼりを飾る年齢については、いつまで飾るべきという決まりはありません。
昔は11歳から16歳の間に成人になると言われており、数え年の15歳まで飾り、成人したら神社に奉納されるという風習がありました。しかし、現代では厳密に年齢はいつまで飾るべきという考えに囚われていません。
具体的な例を挙げると、子どもが恥ずかしくなったタイミングで飾らなくなるという声もあったので、各ご家庭で相談しながら決めてみてくださいね。
鯉のぼりには「健やかな成長と出世を願う」という意味が込められています。そんな願いを込めて、1年に1度のこどもの日を、大切に思いながら飾りましょう。年齢はいつまで飾るべきという制限はありません。
昔から、子どもの成長を願う親の気持ちは変わりません。そんな大切な日を家族で迎えられることは幸せなことですよね。お子さんの健やかな成長を願って、素敵な日を過ごしてくださいね。
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