おめでたい結婚式に招待されたのはいいけど、ご祝儀にいくら包んだらよいのか分からない!もしかしてダメな金額があるのでは?と感じることはありませんか?
絶対に奇数を包まないといけないのか、知りたい方も多いはずです。
今回は、ご祝儀でダメな金額はいくらなのか、絶対に奇数を包まないといけないのかを紹介します。
ご祝儀でダメな金額はいくら?
ご祝儀は、祝福するためのお祝いのお金なので、包むお金に決まりはありません。
しかし、昔からの風習で避けたほうが良い金額があるので、お札の枚数が奇数になるようにすると無難です。
その風習もう要らなくない?と思うことは、ご祝儀にいれる金額について割り切れるものなどはダメていうやつ
— スタアライトされちゃったきさ (@curiumia) January 16, 2018
ご祝儀に偶数がダメな理由とは?
偶数は、うまく2つに割り切れてしまうことから、別れることを想像させてしまうので、ご祝儀の金額としては適していません。
ですので、一般的には、1万円、3万円、5万円を包むのが常識になっていますよ。
しかし、経済的に奇数の金額を包むのが難しい場合もありますよね。
その場合は、お札の枚数を奇数にすれば、金額が偶数でも失礼にならないとされていますよ。
例えば、2万円を包みたい場合には、お札の枚数を奇数にするためにあえて、1万円札を1枚と、5000円札を2枚にしてください。
しかし、偶数の金額でもご祝儀に適した金額もあります。
偶数の8万円は、末広がりの金額でとても縁起が良いとされている数字なので、ご祝儀に適している金額だと言われていますよ。
以上のことから、偶数の金額がすべてご祝儀に適していないわけではありませんが、もし用意できるのであれば、ご祝儀に包む金額は偶数の金額を避けるのが無難ですよ。
結婚式のご祝儀だと2万円はアリ!その理由は?
先述した通り、ご祝儀に包むお金は奇数の金額にするのが一番良いのですが、参列者が以下の場合は、例外として2万円を包んでも良いとされています。
・社会人になりたてで、収入が少ない
・遠方から式に参列する方
しかし、2は偶数だし、包むとしたらマナー違反なのではないのかと思われる方がいるかもしれませんが、心配無用です。
なぜなら、2は、ペアを連想させる数字なので、失礼にはならないとされているからです。
ですが、一般的に結婚式にかかる1人当たりの金額が2万円前後とされています。
上記の例外の方以外は、3万円以上をご祝儀に包むのが新郎新婦の負担を減らすためにも一番良いでしょう。
ご祝儀に奇数が良いとされているのはなぜ?
昔からご祝儀に奇数の金額を包むのが良いとされているのは、中国の陰陽思想に基づいているからだと言われていますよ。
陰陽思想では、奇数はおめでたい陽の数字で、偶数は消極的な陰の数字であるとされています。
中国の陰陽思想では奇数が「陽」で偶数が「陰」。これが日本に色濃く影響しているのか、昔から奇数が好まれる。七五三や五節句、三三九度、景気づけの応援三三七拍子、ご祝儀も奇数だ。
— 内 山 徹 (@berrajeter) March 21, 2014
ご祝儀に奇数の金額を包み続けているのは、文化や風習を重んじる日本人ならではですね。
まとめ
この記事のまとめになります。
・お札の枚数が奇数になるようにすると無難
・偶数は、割り切れてしまうことから、別れることを連想させてしまうので、ご祝儀の金額としては適していない
・金額が偶数でもお札の枚数を奇数にすれば、失礼にならない
・偶数の8万円は、末広がりの金額でとても縁起が良いとされている数字なので、ご祝儀に適している
・参列者が以下の場合は、例外として2万円を包んでも良い
①学生
②社会人になりたてで、収入が少ない
③遠方から式に参列する方
・2はペアを連想させる数字なので、失礼にはならない
・ご祝儀に奇数の金額を包むのが良いとされているのは、中国の陰陽思想からきている
高校の入学祝いのご祝儀などを直接渡せない場合は、現金書留で送る方法もありますよ。
ご祝儀に包む金額をマスターして、新郎新婦の門出を気持ちよくお祝いしたいですね!