ごはん(白米)って毎日食べていますが、どのくらい食べるのが適切なのか気になりますよね?
また、ご飯のカロリーやどれくらい食べると太るものなのでしょうか。食事制限やカロリーを気にされる方も多いでしょう。
ですから今回は、ご飯100g・150gカロリーは?200gは食べすぎて太るのか?についてご紹介していきます。
ご飯100g・150g・200gのカロリーは?
・ご飯150g(お茶碗1杯)のカロリーは252kcal
・ご飯200~250g(お茶碗大盛り)のカロリーは200gで336kcal、250gで450kcal
ちなみにお米1合分のご飯は約320gで、茶碗2杯分がとれることになりますよ。
ごはんは1日どれぐらいの量食べるのがいいの?
1日あたりのごはんの摂取量は、約500gが良いですね。
具体的には、ごはん500gは780kcalで、1日の摂取カロリーを1700kcalとすると、ごはん500gは摂取カロリーの約45%にあたります。
つまり、一日3食ごはんを食べるなら、1食お茶碗に軽く1杯が良いということになります。
ごはん1回に200gは食べ過ぎて太るの?
女性にとって1食でごはん200gは多め、男性でもやや多めになります。
理由としては、男女共に1日の摂取カロリーの1食分より多い量になってしまうからです。おかずとのバランスを考えると、1食200gだとオーバーしやすくなってしまいますね。
具体的な数値でいうと、
成人男性の一日の平均摂取カロリーは2200〜2400kcal
になります。
成人女性のカロリーで考えると、1食あたり2000÷3=666kcalですね。ご飯200gあたり336kcalなので、666kcal-336kcal=おかずだけで330kcalになります。
ちなみに豚のしょうが焼き1人分のカロリーは約340kcalなので、これだけでオーバー気味になってしまいますね。サラダやお味噌汁なども考慮するとカロリーはもっと高くなってしまいます。
したがって、ごはんの量は1日の摂取カロリーによって調整し、ごはんは1食あたり200g以下になるようにするのがベストですね。
ごはんは太りやすいの?
ごはんは糖質が少ないわけではないですが、食後の血糖値が上がりにくいので太りにくい糖質になります。
なぜなら、糖質は身体を動かすエネルギーになりますが、エネルギー源として使用しない分は、脂肪として蓄積されるからです。
具体的にはパンと比べると、はるかに脂肪がたまりにくく、玄米ならさらに吸収されにくいです。
よって他の糖質の中では、ごはんは太りにくいと言えますね。
ダイエットには糖質抜きが良いの?
普段から糖質をたくさん摂っている方は、糖質を減らすとダイエットには効果的です。でも、完全に糖質抜きは危険です。
理由としては、身体や脳がエネルギー不足になり
・ふらふら
・疲れやすくなる
・精神不安定になる
・集中力が低下したりする
・太りやすくなる
など身体に様々な支障がでてきます。
具体的な方法としては
・ごはんの量を半分にしてみる
・サラダや汁物を多く摂ってみる
・デザートは糖質を制限してみる
・ごはんを穀物入りや玄米に変えてみる
などしてみると有効ですよ。
過度な糖質抜きはせず、適度にとるのが大事です。無理しすぎずに、出来るところから始めてみて下さいね。
ごはんのおすすめなところは?
ご飯のおすすめポイントとしては、
・タンパク質も豊富で体に必要な必須アミノ酸が含まれている
・食物繊維が多く便秘解消に効果がある
・腸内環境を整える役割がある
・お肌の調子も整える効果がある
・ビタミンB1、B2、Eが含まれている
・脳細胞の働きが活発になって頭が良くなる
・和食・洋食・中華など様々なおかずと合う
・ごはんには塩分や添加物が入っていない
・ご飯だとよく噛むので、顎が育って、将来の歯並びやお口の環境に◎
こんなにもたくさんの利点があります。
ごはんは、カロリーが低いわけではないですが、血糖値が上がりにくく、腹持ちも良いのが特徴です。糖質は身体には必要な栄養素であるため、糖質抜きは考えずに欠かさずとるようにはしましょう。
お茶碗一杯のカロリーが分かっていると摂取カロリーが計算しやすいですね。糖質の中ではごはんが一番太りにくいので、また栄養素もバランスよく含まれているので量を調節して、身体に無理なくダイエットしたいですね。