もうすぐお中元の季節がやってきますね。
目上の方や職場の上司、お世話になった方へこれからも長いお付き合いと感謝の気持ちを込めて贈るのがお中元です。でも実は、お中元は地域によって贈る時期が異なる場合があったり、贈る際のマナーについて知らなかったりすると失礼に当たりますよね。
ですから、今回はお中元2022時期はいつからいつまで?贈る際のマナーについてご紹介します。
2022年のお中元を贈る時期はいつからいつまで?
お中元を贈る時期は毎年7月1日から7月15日までに贈ることが多いです。
画像引用 楽天市場
なぜかというと、お中元の起源は旧暦のお盆から来ているからです。旧暦のお盆は7月なので、そこから派生して7月ごろにお中元を贈るようになりました。
具体的に地域別のお中元の時期をまとめました。
東京を中心とした東日本(東日本=東北・関東・北陸)
7月1日~7月15日
大阪を含む西日本と東海・北海道(西日本=関西近畿・中国・四国・九州)
7月15日~8月15日
東海地方や北海道は例外的にお中元時期は西日本と一緒になります。しかし、最近では全国で7月上旬からお中元のお届けが増えているので、東海・北海道地方でも東日本の時期にあわせて届ける場合もありますよ。
7月に入ってからお中元の準備をすると、慌ただしくなってしまいます。特に関東地方へお中元を贈る際には、6月中には何を贈るかを決めて日時を指定しておくのが良いでしょう。
もしお中元の時期を過ぎてしまったら?
もしお中元の時期を過ぎてしまったら「残暑お見舞い」などに変えて贈ると良いでしょう。また、少し早い6月下旬ごろに贈る人も増えています。
理由としては、お中元をもらう側も7月1日〜15日の間に贈り物が増えると大変になってしまうからです。また、最近では早割といって、事前に予約すると割引がされるのでお得に贈りたい、というニーズも増えていますね。
特にお中元の商品を取り扱っている百貨店などでは6月上旬からお中元の特設コーナーを開設しているケースが増えていますよ。
6月下旬頃からお中元を贈ってもマナー違反ではありませんよ。最近だと6月下旬頃に贈る方も増えているようです。忘れる前に早割等をうまく活用して、お中元の準備をしてみてください。
お中元を贈る際のマナーは?
お中元を贈る際のマナーとしては、①贈る時期・②贈る品物・③品物に熨斗(のし)をつける、この3つに注意しましょう。
理由としては、お中元はお世話になった方への感謝を表すものです。贈る時期が遅れたり、お中元にそぐわない物を贈ったりしたら不快な気持ちにさせてしまいますし、最低限マナーを守ることが礼儀にも繋がりますね。
では、具体的に説明して行きます。
①贈る時期
前述の通り、お中元は基本的に関東では7月1日〜15日、関西では7月15日〜8月15日の間に贈ります。
しかしながら、相手が上記の期間に忌明け前(四十九日前)の場合はお中元を贈るのは控えましょう。この場合は、忌明け後に暑中見舞いや残暑見舞いとして贈るのが良いですよ。
②贈る品物
お中元を贈る場合は縁起の悪いものは避けましょう。
理由としては、日本では昔から贈り物として縁起の悪いものが存在し、お中元のような相手の健康と感謝を願う贈り物にはふさわしくないからです。
具体的にNGな贈り物を以下の表にまとめました。
避けた方が良い贈り物 | その理由 |
刃物(包丁、ナイフなど) | 縁を切るという意味 |
履物(靴、スリッパなど) | 踏みつけるという意味があり失礼にあたる |
衣類(特に肌着・下着) | 着る物にも困っている= 施しで贈ったと想像させてしまう |
ハンカチ | 縁を切るという意味 |
櫛 | く=苦 し=死を連想させ縁起が悪い |
筆記具、時計 | 勤勉を勧める意味があるので 目上の人に対しては失礼に当たる |
引用元 楽天市場
最近ではこのような意味を気にしない人も増えてきています。しかし、これらの品物は贈ると良い意味で受け取ってもらえない可能性が高いのでやめましょう。相手の立場や状況を考えて、喜ぶ姿を想像しながらお中元ギフトを選んでみてくださいね。
③熨斗(のし)の付け方
お中元ののしの付け方についてはこちらに詳しく解説しています。
お中元のお礼状とは?
お中元を受け取った際は、相手にお礼状を書いて送りましょう。
なぜかというと、お礼状にはお中元を受け取った報告と、感謝の気持ちを伝える役割があるからです。またお礼状を送ることは昔からのしきたりになります。特に目上の方や職場の上司からお中元を贈られっぱなしで口頭で伝えるのはNGですよ。
具体的なお礼状の書き方はこちらで詳しく紹介しています。
お中元2022時期はいつからいつまで?贈る際のマナーは?について解説しました。今年2022年に実際にお中元を贈ろうと考えている人は是非参考にしてみてくださいね。
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