春の入学シーズンになりました。入学を迎える親戚がいたら、入学祝いはあげるべき?と悩む人も多いはずです。
今回は入学祝いを渡す際の以下の5つのポイントについてご紹介します。
・入学祝いは本人にあげる?それとも親にあげた方がいいのか?
・入学祝いを渡すタイミングはいつが良いのか?
・入学祝いを渡す前に他の親戚に相談するべき?
・入学祝いの現金と別にプレゼントはあげた方が良い?
【入学祝い】中学の甥・姪の相場金額は?
中学生の甥や姪にあげる入学祝いの金額の相場は5,000円~10,000円です。また、自分の子どもが中学に入学する際にお祝いを頂いていたら、同じ金額をあげるのも良いでしょう。
理由としては、やはり小学生よりも学費や制服代、教材費等でお金がかかるからです。
具体的にどの程度違いがあるのか以下の表にまとめました。
小学生(公立)1人あたり1年間にかかる教育費 | |
学年 | 教育費 |
1年生 | 99,524円 |
2年生 | 36,322円 |
3年生 | 43,370円 |
4年生 | 46,424円 |
5年生 | 52,619円 |
6年生 | 82,336円 |
中学生(公立)1人あたり1年間にかかる教育費 | |
学年 | 教育費 |
1年生 | 199,188円 |
2年生 | 90,369円 |
3年生 | 113,189円 |
保険チャンネルより抜粋
どちらも1年生(入学時)に金額が高くなっています。これは、入学時の準備費用がかかるからです。中学校入学時には小学校入学時の約2倍の金額になっており、やはり揃える物が多いので金額も高くなってしまいます。
中学生になる甥・姪にあげる、といってもよく会う親戚なのか、なかなか付き合いのない親戚なのかという点でも金額を検討する必要があります。お祝いする気持ちが大切なので無理のない金額にしましょう。
【入学祝い】本人に渡す?それとも親に渡す?
入学祝いは本人ではなく、親に渡すのが一般的です。
理由としては、入学祝いには、「今後の学校生活に必要なものに役立ててほしい」という意味合いがあり、学校生活に必要な物を購入するのは親だからです。
具体的には
・制服
・教材費
・部活動で必要な道具
など中学校入学の際に揃えるものはとても多いですね。
ですから、入学祝いは親に渡しましょう。子ども(甥や姪)に渡してしまうと、お年玉のようなお小遣いだと思う可能性もあるので気を付けて下さい。
入学祝いを渡すタイミングはいつ?
入学祝いを渡すタイミングとしては、入学式の2〜3週間前に渡しましょう。遅くとも入学式の1週間前までに送りましょう。
理由としては、前述の通り今後の学校生活に必要なものに役立てる意味があり、そのような準備にはやはり事前にお金が必要になるからです。
コロナ禍でなかなか親戚に直接会いにくい場合は、甥や姪のために入学祝いを現金書留で送ってみてはいかがでしょうか。また卒業祝いと入学祝いどちらも送った方が良いのかと悩む方もいますが、その場合は入学祝いを送りましょう。できるだけ入学祝いは入学式前に送るのがベストです。
入学祝いを渡す前に他の親戚に相談するべき?
入学祝いを渡す際は、事前に家族と相談するのがベターです。
なぜなら、兄弟がいる方は金額をなるべく合わせた方が良いからです。
「あの人から1万円もらって、あの人から5千円だった…。」
など思われると、これからの親族付き合いに多少なりとも影響が出る可能性があります。あげる前に家族と相談したり、兄弟に聞いてみたりして金額を合わせるのが一番無難でしょう。
入学祝いの現金と別にプレゼントはあげた方が良い?
入学祝いはプレゼントをあげるよりも現金をあげた方が良いです。
理由としては物をプレゼントしても喜ばれると思いますが、趣味や嗜好は人それぞれ異なりますし、現金の方が使い勝手が良いからです。
中学生になれば、その子が好きなキャラクターの商品をあげたとしても、周りの目を気にする年頃です。
余裕があって、入学祝いにプラスして何かプレゼントしたい場合は、甥・姪に直接欲しいものを聞いてみたり、一緒に買いに出かけたりしても良いですね。
何かプレゼントをしたいけど、何をあげたら良いか分からない…そんな人は迷わず現金を渡してお祝いしてあげましょう。
まとめ
【入学祝い】中学の甥・姪の相場金額は?本人?それとも親に渡す?
・入学祝いは本人にあげる?それとも親にあげた方がいいのか?
・入学祝いを渡すタイミングはいつが良いのか?
・入学祝いを渡す前に他の親戚に相談するべき?
・入学祝いの現金と別にプレゼントはあげた方が良い?
以上の5つについてまとめてみました。甥っ子、姪っ子にあげる入学祝いの金額は5,000円~10,000円が一般的です。
また入学祝いは親に渡して下さい。一番大切なのはお祝いの気持ちです。高校、大学進学と入学祝いをあげる機会は増えるでしょう。無理のない範囲の金額で甥・姪の入学をお祝いしましょう。